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【お気に度数】★★★☆ 3.5p

 まず、本題に入る前にこの写真。

映画のモデルとなった写真


 太平洋戦火にあった最中、日米合わせて五万人の死者を出した激戦地硫黄島で、硫黄島の擂鉢状の山の山頂に、米国兵士達が星条旗を立てた瞬間を撮影したもので、後にピューリッツアー賞にも輝いた写真。
 この写真がアメリカの大衆紙に飾られると、アメリカでも戦争の機運が高まり、一気に日本が敗戦に辿るまさにターニングポイントとなった史実をクリント・イーストウッドが描いた映画が、先日公開された「父親たちの星条旗」です。

 父親たちの星条旗


 しかし、この写真には「裏」があり、強引に戦利の「象徴」を創り上げ、戦争の機運を高めるため、国が、軍部が情報操作していたダークな史実を、当時実際に星条旗を掲げた兵士の視点より描き、更に、映画では克明に当時の様子を元兵士達の証言より構築されています。

 さて、この映画を見た私は、まず内容はともかく、前半、リアルすぎる程の銃撃戦と攻防にスクリーンを直視していると、かなり酔ってしまい、後半の検証というか、証言をもとにした回想のシーンは、殆ど記憶にありません。。ところどころ気を失ってましたし。
 しかし、国の官僚がどういう企みがあろうと、思惑があろうと、この映画ではただただ戦争に振り回され、死んだ哀れな兵士の様子が印象的です。哀れな戦争であったことを、坦々とリアルに描き切った作品であると思います。

 さて、まもなく、この映画の続編というか、今度は日本国軍の視点から硫黄島の激戦を描いた「硫黄島からの手紙」が封切られます。あの戦争シーンだけは、どうも酔ってしまうので、今度はDVDでゆっくり見ようかと。
 この二作を立て続けに見て、戦争の悲惨さを考えるのも良いかと思います。

 ところで、どこかの国では、核を口実に、ギリギリ脅し戦略をしとりますが・・・この悲惨さを国民は知る由もないのでしょうな。
2006.11.04 Sat l 【映画】レビュー l COM(0) TB(0) l top ▲
【お気に度数】★★★ 3.0p

ワールド・トレード・センター


 オリバーストーン監督が描いた、9.11同時爆破テロで、崩壊したワールド・トレード・センターで活躍した警察官をモデルに描いた作品。2時間20分の大作です。
 この映画に、テロリスト犯は一切登場しません。
 また、冒頭は凄惨なテロの現場のシーンが続きますが、主人公の警察官がWTCで救助作業中、崩壊してきたビルの下敷きになり、瓦礫の下に生き埋めになってからこの映画の語られるべき話が展開します。
 生き埋めになった警察官の帰りを待つ身内と、瓦礫の下で必死に生を掴もうとする警察官。ストーン監督は被験者の実話の中から、敢えて脚色はせず、同時多発テロの映画を描ききったと思えます。

 テロに関する非難や、アメリカを誇張するような表現は一切なく、当時の出来事をドキュメンタリーを見ているかのように、被験者である警察官の視点から描いた作品は、逆に、テロの忌まわしいあの時の悲惨さを思い出させ、考えさせられるものがあります。
 ラストは感動と深く感じるものがあります。

 ただ、生き埋めになってから瓦礫の中で交わされるシーンは非常に長く、ストーン監督独特のリアリティさが出る反面、暗所のシーンの連続にかなり疲れます。映画終了後はかなりグッタリ。個人的にそこさえなければ4.0点をつけてもよい作品だったと思います。

 
2006.10.10 Tue l 【映画】レビュー l COM(0) TB(0) l top ▲
【お気に度数】★★★☆ 3.5p

涙そうそう


 この秋では一番の話題作(と思われる)、「涙そうそう」を見てまいりました。
 私の中では、お気に度数5.0で殿堂入りしてしまった映画「いま、会いにゆきます」監督の次回作として、長澤まさみ、妻夫木聡のお気に入り俳優、女優揃って出演とだけあって、封切り程なく見に行きました。

 脚本は、これまた、お気に入りのドラマ「Drコトー診療所」の吉田紀子さん。沖縄、兄妹愛、そしてBeginの同名の大ヒット曲。ここまで揃えばかなり期待度満点。感涙必至の中、見てまいりました。

 で、率直な感想。。
 「おしいっっ!」の一言。
 演技は完璧。前半まではかなりツボにはまってました。割と兄妹愛の話には弱い我輩にとっては、昔、キンキの堂本剛がやっていたTBSの似たようなドラマにはまっていた頃のように世界にはまっていました。
 しかし、後半から、半ば強引過ぎる「常套手段」に走ってしまって、少し現実に引き戻され。演技も世界観もとても良かったのだけど、それをうまく料理しきれないストーリーが勿体無かった。このパターンは、「ゲド戦記」に似ていたか。。

 森山良子の「涙そうそう」の歌詞は、他界した兄を想って作詞されたそうで、その世界観より継承されたストーリーなのかもしれませんが、ここのところ、韓国映画も日本の恋愛映画も「これ」オチのパターンが多くて、涙を誘うには少し慣れてしまったのかもしれません。
 好みが分れるところだと思いますが。

 さて、エンドロールで足早に去る人がちらほら。
 でも、この作品、エンドロール後にも話の「続き」があります。
 最後までチェックくださいませ。
2006.10.01 Sun l 【映画】レビュー l COM(0) TB(0) l top ▲
今年は7月終わりまで上海出張だったため、あまり映画を見ていませんでしたが、この盆休み中に有名処の映画を立続けに見ました。
で、簡単に映画を見た感想

「ゲド戦記」
一緒に見た友人も申していましたが、かなり「やっちゃった」感のある映画。父親である宮崎駿監督に比べ、クオリティもストーリーも全てにおいて及ばず、単調で粗が目立つ。非常に残念。
「MI3」
上海が登場して、このビル、ホテルのすぐ近くのビルだとか、テレビ塔も出てきたし。単純にいってこの夏一番スッキリした映画。ただ、アクションの見過ぎか、これと言った斬新さなく。
「パイレーツオブカリビアン/デッドマンズチェスト」
グロ系は苦手なんで、ちょっと引いてしまったが、何も考えず単純に楽しめた海賊映画。「3」があるみたいでちょっと期待。
「ポセイドン」
ちょっと前だが、前記事のつながりで一応レビュー。CGに相当力入れたみたいだけど、ストーリー性がなくただのパニクリ映画。CGの目が肥えたか、明らかに合成ともとれる映像に気落ち。そろそろパニック映画は自分的には終焉かな。。

 と、全体的に期待していた程良かったと思える作品がなく、印象も薄く全体的に低調。で、昨日封切られた、この夏最後に見に行った「ユナイテッド93」がこの夏一番の映画になってしまいました。

ユナイテッド93


「ユナイテッド93」
 9.11テロで、ハイジャックされ、アルカイダの目的を遂行することなく墜落したユナイテッド93便の出発から墜落の直前まで描いたノンフィクション。ノンフィクションとは言っても、93便の内部の様子は最早知る術はなく、フィクションの部分も多いが、次々とハイジャックされ、ワールドトレードセンターや国防総省に激突する絶望的な事態に混乱する管制センターや、ハイジャックされ墜落するしかない現実にさらされた機内の様子をリアルに描いている。
 9.11テロを扱った作品として、オリバーストーン監督のワールドトレードセンターがこの秋公開され注目している。この作品では、フィクションではない、ありのままの現実を生々しく描いている分、かなりショッキングな作品だった。なので、それ以外のMI3やパイレーツ~の印象がこの映画を見た瞬間吹き飛んでしまい、この夏印象に残った映画は・・・と聞かれたら、もうこの映画しかない感じになっている。

 ショッキングな映画だった後だけに、来週あたりは「UDON」を見に行ってほのぼのしたい気持ちとなりました。ちなみに、9月上旬、さぬきうどんツアー第2弾しにいってきます。
2006.08.21 Mon l 【映画】レビュー l COM(0) TB(0) l top ▲
LIMIT OF LOVE 海猿

 2006年初夏、二大海洋事故映画が上映されます。
 で、今日見てきたのが昨日封切られた映画「LIMIT OF LOVE 海猿」、通称:海猿完結編です。一昨年の丁度今頃、佐藤秀峰原作の同名の漫画が映画化され、昨年はドラマ化されました。その続編ですが、これまでは、海上保安庁の新米潜水士の成長と、デザイナーを目指す女性との恋愛を軸に描かれた人間ドラマでしたが、今回は、鹿児島県沖で発生した大型客船の衝突事故をメインとした、救命士の血湧き肉踊るスリリングな内容になっています。勿論、これで終わりかな・・・と思いきや、いやいやそれは問屋が降ろさぬという、アップダウンの展開に、2時間10分一気に見入りました。いや、今年一番良かった映画でした。
 鹿児島沖で大型客船がタンカーと衝突する事故が発生。全員救助したはずだったが、主人公となる救命士と仲間の救命士、過去に曰くを残すちょい悪兄貴と、妊婦の女性が沈み行く船内に取り残された。床下は水没し、上は火の海。文字通りの絶体絶命の中、生還をただ祈るだけのフィアンセ。さて、無事に生還できるのか・・・。
 「踊る大捜査線」の終盤の演出を全面に出したような(Robot製作なんで、多分そうなんでしょうけど(笑))、日本人にはとてもハマる感動とアクションが用意されていました。前評判はとても良く、60億超を超す大ヒット作になること間違いなしです。

ポセイドン

 さて、冒頭で、「二大」海洋事故映画が上映されるといいましたが、もう一本私が大変観たい映画が控えています。それが「ポセイドン」です。
 1972年上映された名作「ポセイドン・アドベンチャー」を34年振りにリメイクした映画です。こちらも超豪華客船が沈没する物語です。しかし、「海猿」も「タイタニック」も沈み行く船の中でドラマがありましたが、「ポセイドン」は奇想天外。超巨大豪華客船が巨大津波を受け、転覆。海底深く上下さかさまに沈んだ状態から話がスタートするのです。そこに取り残された大勢の人々の裏切り、策略、愛、自己犠牲、信頼、知恵が入り混じり生き残るための「究極の選択」を余儀なくされます。
 最近のCG映画はとかく、リアルすぎて怖いです。
 去年「宇宙戦争」を観ましたが、地底深くからトライポットに乗った宇宙人が突然街を破壊しながら現れるシーンなぞ、ありえないとはわかっていても、あの時はマジびびりましたね。本物じゃないかって。
 「ポセイドン」もそれを上回る、ハイクオリティな体感型パニックムービーとなっているため、ちょいと覚悟決めて行くとよろしいのではないでしょうか~(笑)
2006.05.07 Sun l 【映画】レビュー l COM(0) TB(2) l top ▲
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